★★ 2023年12月11日（月） シネリーブル梅田２
なんの手管もなく予想された結末がくる、というなんじゃこりゃな映画である。しかも、全然怖くない。
【以下ネタバレです】
まあ、ふくよかなティーンの女の子が主役であるから、彼女が餌食なのかと思わせるが、彼女はダイエットで絶食させられる。そんなんしたら美味しくなくなるやん、おかしいなと思わせて、そっち？という点くらいか。
もっと「変」を積み重ねて恐怖を醸造しないと２時間もたせるのはきついんではなかろうか。
おじさんと思わせておばさん、彼女と思わせて彼、という２つのミスリードを施してるのが工夫点なのだろうが、他は何の新機軸もない。だいたいにダイエット療法からして飯食うなでは何やねんそりゃで外壕埋める丁寧ささえも放逐されてる。全然怖くもないし。(cinemascape)
