男の痰壺

映画の感想中心です

コンフィデンスマンJP

★★★ 2019年6月5日(水) TOHOシネマズ梅田2
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TVシリーズ未見です。
なので、見る気もなかったのだが、「キングダム」で良かった長澤まさみ見たさで見ました。
まあ、詐欺師集団が大物をカモる。
っていやあ、「スティング」、みたいなもんで、この映画もその1点にすべてを注ぐ。
しかし、注ぎすぎて、他はなーんにもないってことになっちまいました。
 
前半の2/3は正直、退屈っす。
むしろ、無残といってもいい。
古沢良太の脚本作品ではの前作「ミックス」のガッキーもそうだったんだが、基本はダウナー系の女優をアッパー系の役にふるもんだから痛々しい。
本作のまさみも、顔ひん曲げたりして奮闘しているのだが、無理感が横溢しております。
彼女の売りNo1の脚線美も封印して、つまんないことこのうえない。
 
カモる仕掛けがまずあって逆算構築された前半2/3のドラマはどうでもいいよな小ネタをまぶしてダルく救いようがない。本質ダウナー系と思われるまさみの躁芝居が板についてないのも痛々しさを煽る。ではあるが根が善人な俺はまんまと騙されましたっす。(cinemascape)