男の痰壺

映画の感想中心です

獄門島

★★★ 1977年8月27日(土) 伊丹ローズ劇場

前半に関しては快調な市川節も後半になるにつれテンポが落ち、ただ単に物語を語るに終始していく。興行的戦略だけに眼目を奪われ、無理矢理の別犯人を仕立て上げて、物語の本質を蔑ろにするとこうなってしまうのだ。(cinemascape)