男の痰壺

映画の感想中心です

ハリーの災難

★★★ 1985年11月15日(土) 戎橋劇場

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ドタバタらしきものが繰り広げられるが登場人物の誰1人感情移入を許さないと言うのは、人間感情に関心の無い冷徹ヒッチの深層心理の表出作との意味で真性カルトと言えるかも知れぬが余りにも面白くない。特筆すべきはロバート・バークスの撮影のみ。(cinemascape)

 

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ゾンビランド

★★★ 2010年8月13日(金) シネリーブル梅田2

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メタ「ゾンビ映画」的体裁を取りながら、あんまりゾンビが活躍もせず、温いオタッキー連中の傷舐め合い的コミューンの道中記に尺を費やしフヤケている。ヘタに大風呂敷な世界観に言及しないのは正解だが幼児的マニアック事象に拘泥するのも辟易する。(cinemascape)

 

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人間の條件 第一・二部

★★★★ 1985年8月24日(土)~25日(日) 梅田松竹

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馴れ合えばいいものを組織の中でモラルと正義を貫くということは、裏返せば我を通すということである。それが如何に絶望的に困難な道程であるかを執拗に描き続ける9時間作の初篇で又烈迫の気合いが漲る大陸もの戦争映画の正統派代表作。(cinemascape)

 

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