2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧
★★★ 2022年8月9日(火) 新世界東映 近年、本作に対してカルト的な評価をする向きもあるらしいが、70年代の公開時の雰囲気は「犬神家の一族」のヒットに便乗した東映のバッタもん映画であった。であるから真面目な高校生だった俺は当然見てません。「スタ…
★★★ 2001年12月6日(木) 動物園前シネフェスタ4 手塚治虫の掌話みたいなテイストなのに無人の幹線道路なんかをヘタに見せたりするから見る者は大構えな何かを期待してしまう。ミニマム世界に徹して吉の企画だった。抑制が効いた描き方は焦燥と諦観、希望と絶…
★★★★ 1994年4月3日(日) 三越劇場 多くのドラマトゥルギーが帰結の予兆的萌芽を内包し物語を深化させる前半の少年時代が良いのは編年記の常。しかし、後段、愛に言及し仮初にも三角関係に展開の綾を託すにしては余りに躊躇が横溢し近代史の嵐の中で雲散霧消す…
★★★ 2001年12月20日(木) ホクテンザ1 良純がダメなこと衆目が一致する中それなりの謎めいた展開で保たせるのだが最後の最後でギャフンとなる。そりゃないぜよ松方の兄貴…悦に入る様はもはや新喜劇。松田優に強いインパクトを覚え南野が相変わらず良い。一方…
生年:1943/10/01 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
生年:1940/10/01 kenironkun.hatenablog.com
生年:1957/12/28 kenironkun.hatenablog.com
★★★ 1994年4月9日(土) ACTシネマテーク 隔絶された世界を客観的にどう認識するかの視点を欠いてるので、他人のオナニーを見てるような味気なさしか感じない。嫉妬はあるが肉欲はない姉と弟の「おままごと」遊びは、何故に2人が充足しているのが理解しか…
★★★ 2001年12月6日(木) 動物園前シネフェスタ4 ありきたりな物語だとは思うが好きなんです、こういうの。雪に密閉された温泉町の雰囲気の最果て感が良く、行き場の無い男の物語にリアリティを付与する。新人苗木は生硬で全然物足りないが、代わりに女将を演…
★★★ 1994年4月9日(土) 祇園会館 平凡な演出で特記事項も無いが少年時代の回想記というのは大概面白くなるので、これもそういう意味では退屈しない。現在を見せた上での過去の辛酸であり辛酸を嘗めても無事に成長できたという安心感があるからだろう。他の例…
生年:1944/05/25 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
生年:1957/07/15 kenironkun.hatenablog.com
生年:1952/09/24 kenironkun.hatenablog.com
★★★ 2022年8月3日(水) シネリーブル梅田1 ナ・ホンジンがホラーに挑んだ「哭声」は何が本当かわからないという冥府魔道の趣きがありさすがであったのだが、その彼が原案・プロデュースを手掛けた本作は解を出して馬脚を現してしまった感がある。 霊媒師に…
★★★★ 2001年12月10日(月) テアトル梅田1 繰り出される奇矯なアイコンとイメージの奔流に幻惑されるし、俯瞰的な説話語りが毒可愛いオサレ感を緩衝する。だが自閉から脱却し世界に自分を晒せとの問い掛けにアメリは終ぞ答えたように見えないのだ。『ザジ』か…
★ 1994年4月24日(日) ホクテンザ2 アンチモラルを描くのがいけないというわけでもないが、それでも何かを撃つというベクトルでも持たせないとしんどい。一片の共感もわかない連中ばかりの話を自主制作の8ミリ映画に毛がはえたようなレベルで延々と見せられ…
★★★ 2001年12月18日(火) 梅田劇場 バラゴン戦を筆頭に「チャンピオン祭」へのオマージュを踏んだ景観の中の怪獣のパノラミカルな臨場感で、待ってましたの見たかった絵が続出。しかし、怨霊とか聖獣といったアニメチックで無粋な解釈が怪獣を貶める。竜童軍…
生年:1929/09/20 没年:2018/04/15 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
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生年:1968/09/28 kenironkun.hatenablog.com
★★★ 2022年8月8日(月) 新世界国際劇場 「ゴーストバスターズ」の初作を公開時に見る気がおきなくて随分経ってから見たのだが案の定つまらなかた覚えがある。主演3人の演技にボケツッコミがなくてのんべんだらりとしてるのがかったるかった。 今回は孫世代…
★★★★ 1994年4月10日(日) みなみ会館 廉価パロディと鈍い笑いのキッチュな不可解さが止め処なく連鎖し、その最果てに得体の知れないオフビート天国が現出する。香港映画の魔窟のような懐の深さ。レオン・カーフェイの唐変木の為す術のなさの周囲で女たちは限…
★★★ 2001年12月20日(木) ホクテンザ1 今更企画で前半は紙芝居的展開にうんざりしかけるが後半俄然息づいてくる。櫻井淳子の醸し出す儚さ所以だろう。役者、演出をはじめ美術に至るまでアベレージを保ち卒が無い。エンクミ・青田など女優陣の選択がシュアで…
★★★ 1994年4月10日(日) 高槻松竹 大国の利権争いから内戦に至るベトナム近代史で翻弄される1人の女性を通しストーンが何を言いたかったのか終ぞ見えない。駆け足的な大河ドラマの中でジョーンズの印象はお荷物の介入者でしかない。視点の立脚点に本腰が入っ…
生年:1959/10/23 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
生年:1950// kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
生年:1966/03/25 kenironkun.hatenablog.com
★★★★★ 2002年1月13日(月) 天六ユウラク座 惜しみなく消えゆくナイス・キャラ達が皆良く話の展開が全く全く読めない素晴らしさ。ジョン・ウーのハングリースピリッツを継承し無節操な男節を歌い上げる注目株スコット・ワイパーに泣け!その熱波が伝播しとにか…
★★★★.2002年3月1日(金)~2 日(土) ホクテンザ2 この哀川による企画アイデアも素晴らしいと言うしかないが、それを増幅した脚本が無関係の有象無象を詰め込み随所で小技を効かせ時制往還を駆使し闊達。その勢いが怪演揃いの助演陣のノリを誘発した。映画の…
★★★ 2001年12月28日(金) 北野劇場 いい話とは思うが構成が致命的。一刻一秒を争おうってのに過去の長ったらしい回想が興を削ぐ。しかも、現在進行形のCIA本部が臨場感に富んで大層魅力的なのに対して過去シーンはかなりのルーティーンだ。初めて老醜を曝…