男の痰壺

映画の感想中心です

2024-05-11から1日間の記事一覧

トリュフォーの 思春期

★★★★ 1977年9月23日(金) 大毎地下劇場 トリュフォーのこういう熟れた散文的語りは有りそで無いところが新たな話法への探求を窺わせシビれる。メインに置かれた少年の憧れや、落ち着く結末は正直ありきたりだが、サイドストーリーのエピソードにシニカル人で…

ドラブル

★★★ 2016年6月11日(土) プラネットスタジオプラス1 息子探しの話がどっかいっちまうよなすべるギャグが身に染むチンタライズムが蔓延しており終盤であーそうやったと思い出すよな体たらくなのだが、それでも70年代スパイ映画の芳香は残滓程度ある。特に…