男の痰壺

映画の感想中心です

アサシン クリード

★★★ 2017年3月12日(日) MOVIXあまがさき4
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もはや、とりたてて、こういうゲームの映画化にどうこう言う気力もない。
設定がバカバカしいことを言っても仕方ない。
…と言いつつ、他の肉体に意識を転送して超人願望を充足させる点に於いて「アバター」に似てる。
のだが、「アバター」が実存世界の実存肉体であったのに対し、過去の祖先ってのがねえ…。
 
狭い研究施設内でドデカいマジックハンドに括り付けられてバーチャル体験ってのも、どっか未来遊園地のアトラクションめいている。
 
だが、一旦、中世スペインに話が展開すると、その細密な街並みの出来には魅せられる。
殺陣は総じて大したことないのだが、代わりに延々と続くチェイスが縦横且つ立体的で街並みを最大限に活かしている。
 
他体に意識を転送し超人願望を充足させる点に於き『アバター』に似るが非実存な祖先てのが空虚。施設内バーチャル転移も遊園地のアトラクションめく。だが中世西班牙の細密な街並みの出来に魅せられ延々と続くチェイスが立体的で街並みを最大限に活かしてる。(cinemascape)