男の痰壺

映画の感想中心です

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

走れ!イチロー

★★★ 2001年5月16日(水) 梅田東映 カープの高橋慶彦であるからこそ、市井の片隅で生きる人々の人生の正念場を仮託されるに相応しいのであって、イチローに代替され尚且つメジャーでの大活躍が連日報道される中での公開は本質を外した。土台大森には村上龍に本…

オリヴァー・ヒルシュビーゲル Oliver Hirschbiegel

生年:1957/12/29 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

ケイト・ショートランド Cate Shortland

生年:1968/08/10 kenironkun.hatenablog.com

アレックス・デ・ラ・イグレシア Alex de la Iglesia

生年:1965/12/04 kenironkun.hatenablog.com

ドライビング Miss デイジー

★★★★★ 2022年9月8日(木) 大阪ステーションシティシネマ6 1980年代くらいからアカデミーの作品賞というのにあまり関心がなくなって、公開時にスルーした作品が少なくない。「午前10時の映画祭」という企画でそういう作品をやっていると、やっぱ見と…

麥秋

★★★★★ 1994年2月26日(土) ACTシネマテーク ルーティーンから半歩外したキャストの仄かな新風も完膚なきまでの手法の絶対世界で牛耳られる快感。編集リズムの極致的快楽のみでも個人的には全き小津ベスト。豊穣な侘び世界は辛らつな寂びの詠嘆に連なる。そ…

バーティカル・リミット

★★★ 2001年5月8日(火) 祇園会館 『クリフハンガー』から数年で山岳アクションでのCG使いは凄まじく進化した。特に高低差を意識した演出にキャンベルは秀でており弩級の見せ場の連続。しかし、こいつが悪者なんだろうと思ってたら案の定そうなっちまうあた…

GONIN

★★★★ 1995年10月28日(土) テアトル徳山Ⅱ バブル期の虚飾に血と汗とザーメンが混濁した世界で男たちがのたうちまわる。友情の代わりの愛や義理の代わりの絶望が彼らを突き動かす。石井ギミックは惰性間際で腐りかけの輝きを放ち竹中の逸脱やたけしの突出など…

岡本忠成 Tadanari Okamoto

生年:1932/01/11没年:1990/02/16 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

トッド・ロビンソン Todd Robinson

生年:/// kenironkun.hatenablog.com

ファブリッツィオ・デ・アンジェリス Fabrizio de Angelis

生年:1940/11/15 kenironkun.hatenablog.com

グッバイ・クルエル・ワールド

★★★ 2022年9月14日(水) 大阪ステーションシティシネマ11 ドン詰まりの男たちがヤクザの資金を強奪したあと自壊していく顛末ってことで、石井隆の「GONIN」を連想する。 しかし、その印象は、鳴り物入りの期待を煽ってトホホな結果だった深作「いつか…

結婚のすべて

★★★ 1995年9月15日(金) ACTシネマテーク 昔も今も結婚への夢と打算が錯綜する乙女心は変わらないってことが解るわけだが所詮は安全領域へ着地する定番イズム。喜八演出は枠組みを破壊するには至らない。メフィスト三橋がこれこそ最先端風俗ですと新珠を連…

トゥルー・クライム

★★★★★ 2001年5月31日(木) トビタシネマ ウッズとの掛け合いのグルーヴの役者同士たる幸せに感化され分泌&放出されたアドレナリンはワシントンとの対面シーンでの馴染みの噛み殺す滾る怒りに再分泌される。女癖も余裕でかましハリウッドベーシックなラストは…

夢野久作の 少女地獄

★★ 2001年4月13日(金) シネヌーヴォ もっと夢幻的な退廃美を期待していたのだが、そして実際、シュールなイメージも織り込まれてはいるが非常に安っぽい。後半に至るに、耽美は遠のき単なる復讐譚になってしまった。どっちつかずで中途半端である。(cinemasc…

ガス・ヴァン・サント Gus Van Sant

生年:1952/07/24 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

マルク・アレグレ Marc Allegret

生年:1900/12/22没年:1973/11/04 kenironkun.hatenablog.com

ロッド・ルーリー Rod Lurie

生年:1962/05/15 kenironkun.hatenablog.com

もう終わりだね

もう 終わりだね 君が小さく見える僕は思わず君を売り叩きたくなる 「私は余力あるから このままでいさせて」君の額から脂汗 流れては落ちる 「私はNo1よ」いつかそう言ってたねまるで今日のことなんて思いもしないで さよなら さよなら さよなら もうす…

三文役者

★★★ 2001年5月30日(水) ホクテンザ2 それなりに巧妙な竹中の泰司芸ではあるが素でシンクロしたと思わせる瞬間が確かにあったように思える。波乱万丈とまではいかぬ泰ちゃん人生にセットやメイクに拘泥せぬ緩い新藤イズムで対し自身の作品中心の展開でも手前…

★★ 1995年10月28日(土) テアトル徳山Ⅱ 宮沢りえでもどっこいだったとは思うが一色紗英の主人公に過酷な運命を自ら克服して生きていく裂帛の気迫は感じられない。お人形さんは所詮お人形さんである。同じことが浅野にも言える。正攻法の映画は嫌いじゃないが…

みんなのいえ

★★★ 2001年6月14日(木) 梅田劇場 前半はそれなりにグラインドしてるのだが、中盤以降、大工とデザイナーの話に絞り込んでいった途端に在り来たりとしか言えない展開になっちまう。大体邦衛も唐沢にしても余りにタイプキャストで意外性無さすぎ。一方田中と八…

フランク・ダラボン Frank Darabont

生年:1959/01/28 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

トニー・ギルロイ Tony Gilroy

生年:1956/09/11 kenironkun.hatenablog.com

リチャード・エアー Richard Eyre

生年:1943/03/28 kenironkun.hatenablog.com

ブレイブハート

★★★★ 1995年11月11日(土) 徳山国際劇場 お話にならない位に圧倒的な強者に立ち向かう一寸の虫にも五分の魂があるというベタな題材も確信的思いこみで語られると熱くなれる。演出力未知のギブソンがこの大作を撮りたい思いが物語にリンクするから尚更。しかも…

追撃者

★★ 2001年5月31日(木) トビタシネマ 香港ノワール的ケレン味たっぷりのスタイルに耽溺するのは結構だが、ともかく、いつまでたっても一向に盛り上がらない。アンチ商業イズムの結果そうなってるのではなく頭が悪いだけみたい。マイケル・ケインなんて何しに…

カストラート

★★★★ 1995年11月3日(金) 徳山市市民館小ホール 持てる者と持たざる者の話は『アマデウス』の類型のようで目新しいものではなく、一方で題材上避けては通れない筈の性的抑圧を兄弟の愛憎で誤魔化したようで逃げを感じるが、ともかく舞台シーンの異様なまでの…

ケヴィン・コスナー Kevin Costner

生年:1955/01/18 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

坪島孝 Takashi Tsuboshima

生年:1928/04/13没年:2007/08/12 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com