男の痰壺

映画の感想中心です

おもひでのしずく (2004年11月17日 (水))

※おもひでのしずく:以前書いたYahoo日記の再掲載です。

 

ループする人生

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ああ~歯が…痛い…
9月にあった小学校の運動会で、森永ハ○チューなるものを喰いたくもないのに喰ったら、ポロリと歯に詰めてあったのが外れて以来、1ヶ月半。
ポッカリ空いた穴に食事の度にギッシリとカスが詰まって、気持ち悪いのに放置しっぱなしなのだから、幾ら神経殺してるったって限度があろうと言うもんだ。
しかし、歯医者に行く間があるくらいなら、検診でひっかかった大腸検査に行くべきだと思うし、一方では潜在意識の中で渦巻く思い。そんな間があるくらいなら映画見たい。浮世の柵から逃避したい。
ああ…どうしたらいいんだ…。

この秋、3人の男が去った。
…かの五木寛之戒厳令の夜」の冒頭文よろしく、ニヒルに呟いてみる。
ふっふっふ…。
じゃないってんだよ!
どいつもこいつも俺を出向させやがった連中じゃんかよ!
「緊急措置ですから」
「ちょっとしたら、すぐ戻ってもらいますから」
…って、責任とらないまま、知らんぷりで行っちまうんじゃないよ
もう、俺を送り出した面子は爺い1人しか残ってないじゃんか
そいつも来年定年だっていうし…
忘れられた男。
俺はジャングルの奥地で行方不明になったカーツ大佐。
ふっふっふ…
な訳ないよな。
転職したい、マジで。
でも、ないのよ。

てな訳で、繁華街で置き去りにされたかの如く残ってるピンク映画館で
ヴァイブレータ」って映画を見た。
うらぶれた俺の心境にマッチする環境だったが
おかげで、ハイパーうらぶれ状態になっちまったぜ

最近、何度か、この日記もどきを書こうとしたが、「天皇賞」とか「七五三」とか書き始めて愕然としたね。
2年前に書いたのと同じお題目だったんですな。
ループしてる。
しかも下降しながら
駄目だこりゃ。