2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧
★★★★ 2002年8月19日(月) 日劇シネマ 映画では地獄みたいな軍隊ばかり描かれるが、良き上官と良き戦友に恵まれ、案外このヤマショーみたいのが実感の人も多かったかも。やがて、大陸で殺戮マシーンと化して行くとしても…なんて考え出すと楽しめないからやめと…
生年: 1929/09/02没年: 1988/12/27 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
生年: 1990/09/30 kenironkun.hatenablog.com
高校生のとき「仁義なき戦い」5本立てを近所の映画館に見に行った。朝一の上映が第5作「完結篇」から始まるという嘆かわしい時間組で、仕方なくそれから見たのだが、もう誰が誰で何が何だかさっぱりわからない状態で5本見たのだけど、その中で圧倒的に強…
★★★★ 1991年11月10日(日) 森小路ミリオン1 フィックスと歩行の移動のみで構成された反復のリズムが心地いい。サイレント基調なこともあり一種絶対映画の域に迫れそうだが、照れ屋のたけしは崇高化寸前でギャグのジャブをかまして外す。悪い奴は1人も出てこ…
★★★★ 2008年6月19日(木) シネリーブル梅田1 ナオミ・ワッツの困惑ではないが、実際あんた、どっち行きたいねんと思える半端な終幕に唖然ともした。が、にしても、このドップリとロンドンのマイナーコミューンに浸りきったクローネンバーグの描写の数々。…
★★★★ 1991年11月17日(日) 日劇シネマ モノクロームのレトロ東京上空にクラゲの如くに幽玄な姿で浮遊するドゴラの造形が怖いと同時に得も言われぬ味わいで棄てがたい。人工衛星に端を発したマクロな視点が急転直下にセコい宝石強盗へと転回していく味わいも又…
生年:1935/09/04 kenironkun.hatenablog.com
生年: 1943/07/26 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
★★★★★ 2021年8月2日(月) TOHOシネマズ梅田7 上映前の予告篇でスピルバーグの「ウエスト・サイド・ストーリー」をやっていて、見た感じ全然期待できそうにないと思ったのは、まんまオリジナルの劣化トレースとしか見えなかったからで、現代の複層化し…
★★★★ 2008年6月21日(土) シネマート心斎橋2 途方もない哀しみと絶望は、やがて内的に異化され攻撃的に解消されていくなら未だしも、揺り戻しの如くに再度浸食を始める。壊れていくしか、又見守るしか術はない。全てに背を向けた者は何に達し得るのか?完…
★★ 1991年11月2日(土) 新世界国際劇場 下手にヒッチを意識なんてしない方がいい。やるならトーンは全篇に渡って統一されるべき。結果できそこないのデ・パルマとなった。B級と言うには成り切れないマイケル・ビーンとパッツィ・ケンジットが微妙な味わいを…
★★★ 2008年5月24日(土) トビタ東映 ヤケに扇情的な出だしがB級度満開の期待を煽るが、その後平易且つ淡泊に物語はサクサクすすみつまらない…と思いきや火山口シークェンスの妙に執拗なまでの間延び感が無意味で魅せる。カタルシスの欠片もないのが寧ろ潔…
生年: 1971/03/07 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
生年:/// kenironkun.hatenablog.com
★★★★★ 2021年8月15日(日) シネヌーヴォX 小学生の男の子が寝ても覚めても同級生の女の子が好きやと、そればっかり考えている。 なんじゃあそりゃあ、そんなん考えてるヒマあったらもっと遊んでもっと勉強しろ。 と俺が親なら言いそう。 でも、チコタンチコ…
★★★ 1991年11月4日(月) OS劇場 トランボの反骨も霞みハリウッドコードに蹂躙された形骸的キューブリック。濫作された有象無象の史劇映画と殊更には変わらぬ出来具合。ただ戦闘シーンだけは突出して美しい。『バリー・リンドン』で全編に渡ってリニューアル…
★★★ 2008年5月24日(土) 新世界国際劇場 窓から垣間見える惨劇の成る程な『サイコ』展開に遠くヒッチの残影を感じて某かの感銘は感じたが、それは結局デ・パルマに捧ぐべきものなのだった。エッジの効いたキャンベル撮影は特にビデオ使いの今風味が良。水準…
★★★ 1991年11月9日(土) 高槻松竹 今更の平成版『下町の太陽』的アナクロを稀代の無頼役者を親子に立て演じさせる山田の平衡感覚は流石だが、序盤で『東京物語』をトレースし、終盤ではメロウな情に流れ、それらが有機的連関を持たずバラバラである。部分では…
生年: 1898/01/22没年: 1948/02/11 kenironkun.hatenablog.com
生年:1961/08/27 kenironkun.hatenablog.com
★★★★ 2021年8月8日(日) 新世界国際劇場 男女の中身が入れ替わるって話は「転校生」がながらく独立独歩の位置を保ってきたと思うのだが、「君の名は。」が契機かどうか知らんがここのところ我が国テレビドラマを含め頻出し出してるみたいだ。ジェンダー障壁…
★★★★★ 2008年7月12日(土) TOHOシネマズ梅田4 真摯に語らねばならぬことに対してのハギス演出が、贅肉ゼロのドラマトゥルギーを潔癖なまでの簡潔さで描く。父はやり場のない憤りを噛み殺して逆さ星条旗に思いを託すしかない。ワンサイドな視座から遙か…
★★★ 1991年11月17日(日) 日劇シネマ 典型的キワモノの持つ悲哀感が愚直なまでのストーリーとシンクロし骨太と言えるまでの骨格を確保している。怪獣同志のバトルもスピーディで相当に見せる。しかし、愚直すぎて少々退く。(cinemascape) kenironkun.hatenabl…
★★★ 2008年6月21日(土) トビタシネマ 紛れもなく図抜けた冒頭の数分で沸点に達した期待は、世間体を気にしまくるふやけた連中の生ぬるいドタバタに急速冷却されていく。ジョニー・トーは少人数の段取り芝居は制御出来ても集団に対しては全く力が及ばないこ…
生年: 1963/01/14 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
生年:1982/02/15 kenironkun.hatenablog.com
★★★★ 2021年8月15日(日) シネヌーヴォX 他愛無い日本昔ばなしもどきのようだが、それは日本昔ばなしを貶めるような意味ではない。 小坊主のゲス性根や住職の俗物ぶりが余す所なく徹底的に笑いのめされて溜飲が下がります。 それは、既成概念にしがみつくバ…
★★★ 1991年11月10日(日) 森小路ミリオン1 「都会」で喪失したアイデンティティを「農村」で取り戻すと言うのが図式的だが、一方で、多くのものを得る為、我々は如何に多くのものを棄ててきたのかという直截で生硬な問いかけは真摯。何より「おもひで」の昭…
★★★★★ 2008年7月12日(土) TOHOシネマズ梅田4 バッタのように跳ねたり垂直の崖を登ったりする世界にリアリズムなんざ有り得ないしキッチュなしたり顔されても小うるさい。ウォシャウスキー兄弟はど真ん中からダサ正確に射抜いたと思う。チンパンの芸も…