男の痰壺

映画の感想中心です

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

新仁義なき戦い 組長の首

★★ 1991年8月4日(日) 新世界東映 やりすぎとも思える山崎努のシャブ中演技。最早、自虐を通り越し暗黒の深淵に見る者を引きずり込むようだ。正直、こういうのが出てくるとしんどい。シリーズのネガティヴな暗部を拡大したかのような異色作。(cinemascape) ke…

ジュリア・デュクルノー Julia Ducournau

生年:1983/11/18 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

佐藤祐市 Yuichi Satoh

生年:1962/08/18 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

ボーン・アルティメイタム

★★★ 2007年11月10日(土) TOHOシネマズ梅田3 平常温度から一気に沸点に到達する速度が並ではない。序盤のウォータールー駅での攻防の細密手工芸の如き編集美に至福を感じたが、そのまま昇天できれば良かった。アレン再登場での出し殻感が尾を引き物語…

なまいきシャルロット

★★★ 1991年8月3日(土) アクア文化ホール 思春期の女の子の等身大の日常の憧れや反抗や反発や発見をサラリと描く。しかし、サラリとしすぎて余り心に響かない。シャルロットに感情移入する術を持たざる者には、どうということのない映画にしかならない。(cine…

ALWAYS 続・三丁目の夕陽

★★★ 2007年11月10日(土) TOHOシネマズ梅田6 繰り返し描かれる別離と再会がドラマの帰結というのではなく、端から前提として配置されてる感濃厚で小雪の件では最早どっちらけになってしまった。CGも同様で背景選定まずありきなあざとさでブルーバッ…

ジョン・ウー John Woo

生年月日: 1946/05/01 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironku…

マーク・カレン Mark Cullen

生年:/// kenironkun.hatenablog.com

ワイルド・アット・ハート

★★★★★ 1991年8月16日(金) テアトル梅田2 極楽恋愛道を往く2人の地獄巡りは「ラブ・ミー・テンダー」で強引に帳尻を合わせたが屹立してるのは地獄の方であった。怖いヤーさんが退いた後を締めるイザベラとデフォーの変態的存在感。マッチの炎とバダラメンテ…

新・仁義の墓場

★★★★ 2007年11月17日(土) トビタ東映 ルール無用の悪党を守る為に通す筋もある。美木・山下の侠気。東映・Vシネ複合群が新たな燦ざめく男どものカオスを形成し得たことを祝福する。主役2人の熱演も素晴らしい骨太筆法で犯罪者を描いた多くの傑作日本映画…

二十四の瞳

★★★ 1991年8月18日(日) 毎日文化ホール 全篇に流れまくる童謡唱歌が問答無用に涙腺を刺激する装置と化するので、逆にこの映画が内包するらしきロマンティシズムや反戦イズムは涙に霞んで見えなくなるという完全な戦略ミス。反撥を覚えつつも一種異様とも言え…

ジョン・マッデン John Madden

生年:1949/04/08 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

ジョン・ハフ John Hough

生年:1941/11/21 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

タロットカード殺人事件

★★★★ 2007年12月1日(土) シネリーブル梅田2 ええ年こいた爺さんが若いおなごと如何様に接したいか、又接して欲しいかという理想郷のような世界が延々と繰り広げられて陶然としてしまう。俺はウディほどの年ではないが現役であり続けたいものだ。『殺人狂…

新仁義なき戦い

★★★ 1991年8月4日(日) 新世界東映 「仁義」を失い「任侠」を切った筈の「実録」に残滓とも言うべき若山を引っ張ってきたことが斜陽感をいや増させる。その彼が露骨にえげつないことやりまくるのは無残。そして結局とっ散らかった覇権抗争を直に統べるのは文…

毛皮のエロス ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト

★★★★ 2007年11月17日(土) 新世界国際劇場 こういう境界を越える話を半端にやられると、あざとさを被いきれなかったろうが、ミューズキッドマンの貞淑と逸脱の兼備がまるでブニュエル映画のドヌーヴのような説得力で迫ってくる。久々の見物である。接写のセ…

マーティン・マクドナー Martin McDonagh

生年:1976/03/26 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

ジョス・ウェドン Joss Whedon

生年:1964/06/23 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

真昼の決闘

★★★★★ 2021年8月21日(土) 大阪ステーションシティシネマ7 子どもの頃にTV放映で見てるし、フランキー・レインの主題歌のレコードも持ってました。それにしても「俺を見捨てないでちょうだい、マイダーリン」の曲が、これほど四六時中かかってるとは思わ…

独立愚連隊

★★★ 1991年8月25日(日) 日劇会館 やさぐれ者たちの吹き溜まりにしては刹那感に乏しい。まあコメディなのだから言っても始まらないのだが、喜八のスタイルが既に完成されてるだけに惜しく思える。唯一三船の使い処だけは傑作なセンス。心から笑えたのは残念な…

この道は母へとつづく

★★★ 2007年12月1日(土) 梅田ガーデンシネマ2 物語が転がり出すまでが些か長いし転がりだしてからはあっけないとしても本筋に於いて異論は無い。勝手にロードムービーを期待し、ロシアの泥濘道や新芽が息吹く操車場や雨の石畳やなんかが深淵で形而上的な何…

膝と膝の間

★★ 1991年8月25日(日) 日劇シネマ 非常に言い訳がましい展開で、成る程、儒教の国に於けるポルノ勃興にはそれなりの弁証的措置が必要だったのだろうが、かえって三流の昼メロか出来の悪いロマンポルノみたいなテイストになってしまった。SEXに対し悦びも…

大林宣彦 Nobuhiko Obayashi

生年: 1938/01/09没年: 2020/04/10 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.…

ヌリ・ビルゲ・ジェイラン Nuri Bilge Ceylan

生年: 1959/01/26 kenironkun.hatenablog.com

サマーフィルムにのって

★★★ 2021年9月5日(日) シネリーブル梅田4 時代劇マニアの女子高生が作る自主映画の話だそうだ。端から胡散臭え〜っとか思ったらダメなんでしょうけど、やっぱウソくさい。 だいたい、監督が主演の男に惚れて恋する乙女になっちまって悶々とか、何やっとん…

修羅雪姫

★★★ 2007年11月17日(土) トビタ東映 即席培養された「怨み」は過剰なまでの激烈さで消化されなければ矮小化する一方だから仕方ないのだろう。昭和の暗部の残酷見世物小屋の如き「ブッタ斬り」ショーが一種マゾヒスティックな悲哀をもたらすのが唯一の見所…

ヒルコ 妖怪ハンター

★★★ 1991年9月1日(日) 日劇シネマ 塚本的湿度の高さが気色悪い一方そこが全てとも言える及第の和製ドタバタホラーで当時の香港映画のレベルに唯一追随し得ただけでも賞賛に値するが、やっぱ歪な要素が神経を間々逆撫でもする。当時の黒沢『スウィートホーム…

転々

★★★ 2007年12月1日(土) 梅田ガーデンシネマ1 成る程コンセプトはわからんでもない。俺も散歩は嫌いじゃないし追いつめられた男の今生のセンチ旅は解る。が、若者には迎合して欲しくもないし、疑似家庭に涙なんぞ絶対に流して欲しくない。ちゃうやろと思う…

伊藤俊也 Shunnya Ito

生年: 1937/02/17 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

スティーヴン・ナイト Steven Knight

生年:1959/08/05 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com