男の痰壺

映画の感想中心です

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

お通じがとまらない

I Can't Stop The Lonelinessこらえ切れずお通じがとまらないI Can't Stop The Lonelinessどうしてなのお通じがとまらない 不要な下剤 飲んだことをわたし今も悔やんでいる下腹部の蠕動 感じてた昼下がりの牛丼屋 あのバリウムは下剤入りなの信用が できなく…

ラジ・リ Ladj Ly

生年:1980/03/19 kenironkun.hatenablog.com

小谷承靖 Tsugunobu Kotani

生年:1935/12/21 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密

★★★ 2022年4月8日(金) MOVIXあまがさき11 大して見る気もないのに1作目を見て、惰性で見続けているのだが、あと何作あんねんと思います。ちなみに「ハリポタ」1本も見てない男ですわ、あたしゃあ。 2作目から、ずいぶん間があったので、すっかり…

島国根性

★★★★★ 1993年8月5日(木) ゆやホール 極めて日本的私小説世界を描いても他の同系作品から遙かな地平に到達し得たのは渡辺文樹作であったという1点に尽きるとは思うが、とにかく腹を抱える事請け合いの抱腹絶倒ムービー。全てを曝け出すこいつの前で小手先の…

ボーン・アイデンティティー

★★★★ 2003年4月1日(火) ホクテンザ2 60年代冷戦下のスパイものを髣髴とさせる非情さとうら淋しさが巧みに醸し出されている。曇天の欧州各地のロケーションが素晴しいの一語で成功の要因はそれに尽きる。ミスマッチな猿顔マットのウルトラアクションへの違…

大病人

★★ 1993年7月24日(土) ホクテンザ1 得意の取材力により病院という機構のメカニズムの矛盾点を突く訳でもなく、願望めいた平安死への伊丹の深層心理を普遍化せずに極私的且つ理解不能な般若心経一大ページェントに乗せて描いてしまった。或る意味、終着点さ…

セルゲイ・ボンダルチュク Sergei Bondarchuk

生年:1920/09/25没年:1994/10/20 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

コリーヌ・セロー Coline Serreau

生年:1947/10/29 kenironkun.hatenablog.com

やくざの墓場 くちなしの花

★★★★ 2003年4月18日(金) 千日会館 ポリシーありそうで実は結構流される主人公がヨレヨレに疲れ切り団地の部屋の万年床にぶっ倒れる遣り切れ無さに激しく涙する。遠くハリー・キャラハンから大門に至る思いが錯綜し堪らん感慨があった。加えて梅宮の煌めく男…

主婦マリーがしたこと

★★★★ 1993年8月4日(水) ゆやホール 堕胎幇助にせよ不倫にせよ誉められた行為とは思わないが、ここまで断罪される行為なのか?という時代に於ける倫理観の変遷をシャブロルは肯定も否定もしない。その冷徹なまでの視座。ユペールがクールに熱い。(cinemascape)…

プール

★★★ 2003年4月8日(火) 天六ユウラク座 丁寧であざとくない演出は好感を持ったが、どっかでみたような話の縮小学園版みたいなのが喰い足りない。しかし、新星エリカ嬢の顔も体もとことん意地悪そうなのに、どこか寂し気で孤独を漲らせたアンビバレントな風情…

アニエス・ヴァルダ Agnes Varda

生年:1928/05/30没年:2019/03/29 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

ロバート・Z・レオナード Robert Z. Leonard

生年:1889/10/07没年:1968/08/27 kenironkun.hatenablog.com

アネット

★★★★ 2022年4月1日(金) シネリーブル梅田3 前半は、こりゃダメだーと思った。 アダム・ドライヴァーが売れてるスタンダップコメディアンの設定なのだが、その芸が全くオモロくない。ワーワーギャハハと映画内の客席が受けるほど俺の心は冷めていく。映画…

グッドモーニング・バビロン!

★ 1993年8月5日(木) ゆやホール 兄弟愛や家族愛や夫婦愛らしきものが並列されてはいるが何一つ沁みてこず、サッカリン入りの駄菓子のように甘っちょろい。大風呂敷を広げて『イントレランス』という神話の領域に拠って立つにしてはスペクタクルが不足で紙芝…

タイガーランド

★★★★ 2003年4月18日(金) トビタシネマ 3人の主軸が『プラトーン』と同じ構図のインテリ坊やの「擬似」戦争体験記ときては鼻白むが、脱落者の描写が演者の巧さもあり特筆的に冴え、何よりシュマッカーのドグマ演出が堂に入ってるのに驚嘆。題材にこの上なく…

いますぐ抱きしめたい

★★ 1993年8月6日(金) みなみ会館 腐れ縁に引きずられ自らの幸せを手に出来ない男に一本通った侠気や論理が窺えないので何だか締まりのないグズグズ展開に嫌気がさしてくる。数多ある香港ノワールの中でもつまらない方。映像主義の鎧を纏わぬ王家衛は作劇の凡…

クリスティアン・ムンジウ Cristian Mungiu

生年:1968/04/27 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

エリザベス・バンクス Elizabeth Banks

生年:1974/02/10 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

タバコ・ロード

★★★★★ 2022年3月26日(土) プラネットプラスワン ジョン・フォードに万全の信頼があるわけでもないので、どうせ地味な暗いコメディだろうくらいに思ってだけど、これは傑作だと思います。 とんでも家族の話って言えば、近年でも「万引き家族」や「パラサイ…

死霊のはらわた

★★★ 2003年4月11日(金) シネリーブル梅田1 皆余りに簡単にゾンビになっちまって、しかも出ずっぱりに出るもんだからサスペンスというものが無い。恋人同士の交わす視線の思わせぶりの馬鹿マジさや終盤のアヴァンギャルド風味なたたみかけ等好きなとこも多い…

客途秋恨

★★ 1993年8月8日(日) みなみ会館 民族史的アイデンティティを問うのに母娘の確執に集約するのであれば、いっそのことベタな情感に流れても良かったのではないだろうか。静謐にクールであることで何も浮かび上がってこないし見えてもこない。良い題材だとは思…

スパイキッズ2 失われた夢の島

★★ 2003年4月18日(金) トビタシネマ 子供が主人公の映画が嫌いなわけじゃないが作り手の大人が子供に媚びた映画は反吐が出そうだ。葛藤というものがない迎合的な出来合のお子様ランチを嬉々として作る大人は気持ち悪い。1作目の不快部分の拡大再生産。ハリ…

沖田修一 Syuichi Okita

生年:1977/08/04 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

ジョー・バーリンジャー Joe Berlinger

生年:1961/10/30 kenironkun.hatenablog.com

秋菊の物語

★★★★★ 1993年8月8日(日) テアトル梅田1 能面女優に感情を付与し、自身の極まった手法をも鮮やかに転換させたイーモウの底の見えなさ。往年のイタリア映画を彷彿とさせるバイタリズムとユーモアの混在。パラノイアな際どいキャラも腹ボテのコン・リーが飲み…

㊙女郎責め地獄

★★★ 2003年5月14日(水) 東梅田日活 生きた鯉を相手にイッて見せる根性には感動はしたが、中川梨絵の台詞棒読みな大根ぶりは矢張り致命的に思う。盲目少女に対する思いと揺れ惑う脱出願望とのリンクが未整理でラストがはじけない。凝った美術や撮影、インサー…

ラスト・オブ・モヒカン

★★★★ 1993年8月10日(火) 新世界国際劇場 明らかに『ダンス・ウィズ・ウルブス』の余勢を買った企画に黴の生えた古袋を持ってきながらマイケル・マン&スピノッティコンビは何のてらいもなく躊躇するところが無い。注ぎ込まれた清水は浸透しやがて黴臭い袋か…

パスカル・ロジェ Pascal Laugier

生年:1971/10/16 kenironkun.hatenablog.com