男の痰壺

映画の感想中心です

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ロック・スター

★★★★ 2002年3月13日(水)~14日(木) ホクテンザ2 俺の居場所は此処ではない何処か幻想の虚と実を体現するスポール。その決め台詞 のリフレイン。ダサいとイケてるを往還するウォールバーグの天然。定番のバックステージ展開を補完するリアリズムがサビを効か…

サモ・ハン・キンポー Kam-Bo Sammo Hung

生年:1949/12/11 kenironkun.hatenablog.com

磯村一路 Itsumichi Isomura

生年:1950/11/30 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

ジェイソン・レイ・ハウデン Jason Lei Howden

生年:/// kenironkun.hatenablog.com

プレイタイム

★★★★ 1994年8月3日(水) 京都朝日シネマ1 正直相も変わらずの弛緩ギャグは間延びしつつクドいという救いの無さなのだが、無機的な完全潔癖統一世界でのリフレ-ンが神経麻酔の如く機能し心地よい。終盤のレストランでの混乱も破壊のカタルシスに至らない。そ…

おいしい生活

★★★★ 2002年3月14日(木) 西灘劇場 語り口の抽斗を山ほど持つ男が「芸」を見せきる為に抑制を選択したのが心憎い。この2人の夫婦役者の掛け合いは何時間見てても飽きないだろう。至芸と言っていい。川下から拾い上げたウルマンやメイ。役者の選択が全てと言…

レイニング・ストーンズ

★★★ 1994年7月9日(土) 京都朝日シネマ2 『リフ・ラフ』に比して腹の底から湧き出た何かを描くのでなく物語ることに囚われ作為的な感じだし、何処かで見たよな破滅型人間を描いて類型的。スタッフワークもゲリラ感が消失した分荒削りパワーが減衰した。釈然…

中村登 Noboru Nakamura

生年:1913/08/04 没年:1961/05/20 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

ジョン・リー・ハンコック John Lee Hancock

生年:1956/12/15 kenironkun.hatenablog.com

ジーン・ワイルダー Gene Wilder

生年:1933/06/11没年:2016/08/29 kenironkun.hatenablog.com

黒い下着の女 雷魚

★★★ 2022年7月14日(木) シネヌーヴォ 苦しみを抱えお先も真っ暗、救いも何もあったもんじやない。そういう話で、千葉の工業地帯の澱んだ空気が重くのしかかる。 瀬々の初期作だが、最近の犯罪ものの高バジェットな作品で見せる画面造形の密度はもとからの…

エネミー・ライン

★★★★ 2002年3月14日(木) OSシネフェニックス2 斬新さ無いキャラと設定とストーリーだが可視界100%の山嶺や不穏な廃工場や崩壊した町等の風景が卓越したロケハン力とでも言うべき良さ。破壊された女神像が地獄の始まりを予感させる秀逸さがとりわけ冴…

女俠一代

★★★★ 1994年7月10日(日) 日劇会館 東映任侠映画の様な題名だが、実は松竹お家芸の女性の一代記であり、しかもスタッフとキャストに東宝色も混じるというどっちつかず感があり、大長編を端折ったような印象も拭えないが、にもかかわらず実に骨太で堂々として…

ガンシャイ

★★★★ 2002年3月24日(日)~25日(月) 天六ユウラク座 正直余り巧い演出とは思わないが変な映画であることは確か。大体おならとか腹下しとか幼児的な下ネタにこれほど拘るハリウッド映画って見たことないよ。伏線の無い強引なラストにも何故か腹立たない。人生…

フィリップ・カウフマン Philip Kaufman

生年:1936/10/23 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

ローラン・カンテ Laurent Cantet

生年:1961/06/15 kenironkun.hatenablog.com

守屋健太郎 Kentaro Moriya

生年:1968/10/05 kenironkun.hatenablog.com

三姉妹

★★★ 2022年7月9日(土) シネリーブル梅田2 三姉妹の露悪的とまで言えるキャラ付けが、力が入っていて一体物語をどう転がすかとの期待を抱かせるものではある。加えて彼女たちの各々の家族も概ねロクでもない奴ばかり。 こういうゲス野郎ばかりが出てくる映…

NOBODY

★★★★ 1994年7月10日(日) 天六ユウラク座 現代的病理を描くにあたり、余りにシンプルな構成が強度を付与している。心地良いまでに抑制された演技と描写。一方で活劇的オリジナリティもある。日常と非日常の境目は些細な切っ掛けで決壊する。そういう怖さをモ…

ジャニスのOL日記

★★★ 2002年3月14日(木) 西灘劇場 閉じられた世界で救われない主人公は何とか解放されたいと願いながらも特に足掻くわけでもなく虚言癖程度の逃避で済むのも、映画的な虚構を廃したリアルワールドと言えばそうかもしれない。であるならとってつけたような救済…

カリガリ博士

★★★ 1994年7月31日(日) ACTシネマテーク セット美術の前衛な奇形には最早何の感慨も抱かぬにしてもニューロティックの原型としての価値は認める。4分の3世紀を経ても俺達が見せられ続けてるものは、この映画の変奏曲に過ぎないと思わせられるからだ。圧…

キャリー・フクナガ Cary Fukunaga

生年:1977/07/10 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

ウール・グロスバード Ulu Grosbard

生年:1929/01/09没年:2012/03/19 kenironkun.hatenablog.com

ジョン・ヒルコート John Hillcoat

生年:1961/08/14 kenironkun.hatenablog.com

家庭

★★★★★ 2022年7月11日(月) テアトル梅田2 正直、アントワーヌ・ドワネルものが性に合わないって思ってます。なんか、いいかげんな野郎がフラフラするだけの映画やんかと。まあ、これも、幸せな夫婦に子どもができて夫が浮気して女房が三行半突きつけてみた…

シッピング・ニュース

★★★ 2002年3月30日(土) 梅田ピカデリー4 放蕩妻と先祖の各々奇矯な話は主人公の再生の物語と有機的に繋がってないので事象を羅列しただけの印象にしかなっていない。いずれにしてもこんな他力本願親爺では自己再生なんて程遠く、「癒し」という流行言葉の舐…

キルソドム

★★ 1994年7月10日(日) ホクテンザ1 血の繋がりとは何かを問いかける結末のシビアさは非常に重くドラマトゥルギーを内包してるとしても、それを映画として観客に訴求するにはグォンテクの愚直が裏目に出る。しんどい物語を語るに記録フィルムとのモンタージ…

モンスターズ・インク

★★★ 2002年4月1日(月) 梅田ピカデリー3 余りに単調で毒の無い40年代的ハートウォーミングコメディを2001年にそのまま出してきた時代錯誤な能天気に鼻白む。「ふさふさ」で「ぷよぷよ」した可愛いモンスターと言葉が覚束ない子供のキャラクターはマー…

ジャッキー・チェン Jackie Chan

生年:1954/04/07 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

キム・ヨンフン Yong heung Kim

生年:/// kenironkun.hatenablog.com