男の痰壺

映画の感想中心です

おもひでのしずく (2006年6月6日 (火))

※おもひでのしずく:以前書いたYahoo日記の再掲載です。

 

村上ファンド

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「人の幸福は俺をヘコませる」
と前回書いてしまったのだが、やっぱあかんね、そんなんじゃ。
「人の幸福は俺の生きがい」
て言うのは嘘くさいが、せめて
「人の幸福は俺を奮い立たせる」
くらいの人間にはなりたいもんだ。

今回の「村上ファンド」のインサイダー取引による立件にせよ、こないだの「ライブドア粉飾決算にせよ相当に恣意的である。
インサイダーも粉飾も線引きが明確にあるんだろうか…と思うからだ。

俺には聞こえる。
「トッチャン坊やみたいな若造が、巧いことやってボロ儲けしやがって、みとれよおんどれ」
「何がヒルズ族だってんだよ、苦労も知らない成り上がり連中が、しばき倒したろか」
政界や財界や善良な市井の庶民や親爺や婆あ連中や良識派やボンクラやオケラ軍団や…そして、俺の内なる声から。
恨みと妬みとやっかみと野次馬的興味とで形成されたの多くの怨嗟の声が。

だから思う。
「人の幸福は俺を奮い立たせる」くらいの人間にはなりたいと。

ただ、こうも思う。
既得権益に守られた関西老舗電鉄会社の無能爺い経営陣が潰されることに何を擁護すべきことがあるのだろうか。
やはり、潰すべきはこっちじゃなかったのか?