男の痰壺

映画の感想中心です

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

おもひでのしずく (2004年2月5日)

※おもひでのしずく:以前書いたYahoo日記の再掲載です。 X-DAY ~三度のアンダー・サスピション~ 2004年2月某日。とある牛丼屋。1人の男が自動ドアを開けて入って来た。そして店内を見渡す。「よおーっ!ここだよ」カウンター席で1人の男ががなりた…

スノーホワイト

★★★ 2013年1月8日(火) トビタシネマ 何ひとつ期待もせず観てきっちり範疇に収まった感があるが、スコット的中世戦闘やバートン的な森の変容のドッチラケを経て突如降臨したモロな『もののけ』のそこまでやるかのサバケぶりはアホすぎ可愛い。夢無き時代の…

探偵物語

★★ 1982年12月18日(土) SABホール 際限なく模倣され陳腐化していくオリジナルについて出来るだけカバーリングして見ようとは努めてみるが、この分署内の人間模様は多くの刑事ドラマを見た今ではどうしようもなく退屈。ワイラーの演出も雑然とした事態を収…

俺のお気に入り映画 1960年代

コロナについて書くのも食傷で、そんななかスコセッシのお気に入り映画とやらを見て余りの作品数の多さに途中で見るのをやめたのだが、それでも刺激されて俺のお気に入りってのを概観してみようと思いました。 だいたい、こういう企画ってのは映画をめぐる言…

おもひでのしずく (2004年2月3日)

※おもひでのしずく:以前書いたYahoo日記の再掲載です。 都市再生 良くは分からんけどよ、大阪府が「財政再建団体」になるって言ったって、お上が府から国になるってだけで、おいらみたいな庶民には、何がどう痛いことなのか、さっぱり分かんないね。小役人…

最初の人間

★★★ 2013年1月8日(火) 梅田ガーデンシネマ2 辛いこともあったにせよ少年時代の輝かしき陽光への郷愁が眼目であるなら、アルジェリア独立への半端な言及は全削除でもよかった。その及び腰がカミュの史的事実であるにせよだ。少年俳優が良く、ひたすら歩く…

ルパン三世 カリオストロの城

★★★★★ 1982年11月11日(木) 伊丹ローズ劇場 ミスが結果オーライ帰結になるに過剰な飛翔が胡散臭さを反転させ、ド根性な男気の発露に過剰な暴飲がセンチを粉砕する。その過剰は、少女信仰のそれでは際どいが、アクション演出の冴えの中で遮蔽される。脇キャラ…

悪魔のささやき リターン

専門家会議ってのが、今更PCR検査を積極的にやれとか言ってるけど、どの面下げて言ってるのよ。医療崩壊するからって抑制してたのを方針転換するなら、私らが見誤ってました、すんませんくらい言ったらどうなの。 結局、医療崩壊と経済の壊滅的ダメージを天…

おもひでのしずく (2004年1月28日)

※おもひでのしずく:以前書いたYahoo日記の再掲載です。 イマジン Imagine there's no 家畜 it's easy if you try no 家畜 around us around us only 豆腐・蒟蒻 imagine all the 牛・豚・鶏 dying out tomorrow はっはんはあ~焼肉も豚カツも焼鳥も無い世界…

ブリッツ

★★★★ 2013年1月8日(火) トビタシネマ それ程エッジが効いてるわけでもないし、構成や人物配置は完璧に『ダーティハリー』まんまなのであるが、良い塩梅に際どい境界線上を往来する人物群像が魅力的で飽きない。特にコンシダインのキャラに新味があり、終盤…

疑惑

★★★★ 1982年12月12日(日) 伊丹ローズ劇場 「悪女」という流行語も手垢の付いた時期に今更という感じの2大女優対決といった90%負けのコンセプトで作られたのに、圧倒的に見る者を引きずり込む吸引力は年季の入った女優の底力なのだろう。演出もカメラも役…

コロナ病院

十三市民病院がローカルに話題になっている。 ここは、女房が次男を産んだ病院なのでニュースで聞いてて「おっ?」って思ったのだが、まあ、例によって維新とその他の反対してりゃOKの旧与党&革新の思惑が錯綜してる。 しかし、それ以上に民意のゴミのよう…

おもひでのしずく (2004年1月24日)

※おもひでのしずく:以前書いたYahoo日記の再掲載です。 続・日本絶滅 鬼怒川美香と四天王寺恭子は呆然と渡辺謙とトム・クルーズと向き合っていた。「ふっふっふ…聞くつもりは更々なかったんですが…」「まあ…」「では」「ではって…ちょっと、見ましたよ『ラ…

新・男はつらいよ

★★★★ 2013年1月17日(木) トビタ東映 真面目なさくらが不在の中、擬似寅的おいちゃんおばちゃんがフィーチャーされ、前半のドタバタは破壊力は無いが安定強度抜群。で一方で栗原小巻の可愛らしさは破壊的で、寅のダメージが沁みる。演出の見劣りは感じなか…

1900年

★★★★ 1982年12月11日(土) 阪急プラザ デ・ニーロ&ドパルデューを立てても主人公2人の役回りが受け身過ぎランカスター&ヘイドンが舞台を去ってから構造の脆弱さが露呈する。ベルトルッチの本質はコミュニズム勃興の裏でファシズムの走狗となった個に否応な…

行きついた茫漠の想い

確かにさあ、来週から以前のとおりでオールOKってのはさすがにムリとは思うねんけどね。でも、多分1ヵ月経っても状況はそんなに変わってないんじゃないっすか。下手すりゃ、半年経っても変わらないと思う。 であるなら、おっかなびっくりでいいから経済再…