男の痰壺

映画の感想中心です

ワン・セカンド 永遠の24フレーム

★★★ 2022年6月6日(木) 大阪ステーションシティシネマ2 フィルム時代の映画に於いて1秒間は24コマの残像が連なり形成される。そういう意味のタイトルだが、そこまで映画をミクロに突き詰めた何かがあるかと言えば全くない。もちろんチャン・イーモウは…

少林サッカー

★★★ 2002年6月5日(水) 動物園前シネフェスタ1 スーパーマンとか超人が正規ルールのサッカーで普通人に勝っても、やったー!とは思えない。ギャグは真摯なドラマに拮抗する形で極まり、パロディは物語の形成と不可分で意味を為し、CGはアナログと融合して…

私は二歳

★★★ 1994年10月9日(日) 高槻セントラル 野暮を承知で言うと大体乳児が意志を持つわけなく胡散臭いこと甚だしい。微温的且つ無変化を穿つ毒視線が不在なままで平凡な庶民生活から何かを汲み取るには崑のケレンもスター山本富士子の存在も阻害要因でしかない。…

荒ぶる魂たち

★★★ 2002年6月3日(月)~4日(火) ホクテンザ1 「若き狂犬」とも言うべきルーティーンキャラを逆手に取ったような熱いようで冷めてる加藤雅也と『柳生一族』の錦之助も真っ青な松方の大芝居が対極的で面白いが、対立軸を次々ずらしてダラダラ引っ張りすぎ。長…

ヒュー・ハドソン Hugh Hudson

生年:1936/08/25 kenironkun.hatenablog.com

アラン・シャバ Alain Chabat

生年:1958/11/24 kenironkun.hatenablog.com

フェルナンド・グロスタイン・アンドラーヂ Fernando Grostein Andrade

生年:1981/01/30 kenironkun.hatenablog.com

パルプ・フィクション

★★★★★ 1994年10月16日(日) 梅田東映パラス 人の営為には煎じ詰めれば意味あることなんて何も無い。小癪な達観だが強烈なウィットが全てのシーンを被い工夫が効いていてダルに流すところが全く無い。まともなことは悉く避け脚本構成やキャスティングは全て1…

はなればなれに

★★★ 2002年6月14日(金) パルシネマしんこうえん 物語を語るのにてらいがあっては観客は白けるのだ。ゴダールはわざとゴッコの振りをし、若干のカリーナへの色気を交えておどけてみせるが正直醜悪である。ただ他の何本かの崩壊し切った代物よりは多少物語の態…

トリコロール 青の愛

★★★★★ 1994年10月3日(月) パラダイスシネマ 閉塞された心の解放までの短調な物語を、『ベロニカ』の長焦点レンズ使いを更に先鋭化させたイジャク撮影が青の色使いも鋭角的に高濃度に凝縮させていく。ショットショットが奏でる訴求力は瞬時の弛緩も無い。キェ…

ポール・ハギス Paul Haggis

生年:1953/03/10 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com

前田庸生 Tsuneo Maeda

生年:1946/12/02 kenironkun.hatenablog.com

チェ・ドンフン Dong-hoon Choi

生年:1971// kenironkun.hatenablog.com

恋ごころ

★★★★★ 2002年6月14日(金) パルシネマしんこうえん あらゆる非日常のギミックを排し恋を描いてベッドシーンどころかキスシーンもロクに無いのに男と女が交わす愛し愛される視線と表情の至福感。一方で6人の男女を思うがままに組み合わせて展開する作劇のダイ…

エイジ・オブ・イノセンス 汚れなき情事

★★★ 1994年10月9日(日) 祇園会館 ミシェル・ファイファーが確かに、この女ならと思わせる哀しみを湛えた表現を見せ圧巻だが、これは50年代的正調メロドラマであり、その復刻を試みたにしてはスコセッシの80年代的体質が否応無く滲み出て統一感と安定を阻…

模倣犯

★★★ 2002年6月13日(木) 梅田劇場 市井の人々に限りない思いを寄せる宮部に対し時代の先鋭をどうしても持ち込みたい森田の思惑の結果が山崎の部分が映え中居の部分が舌足らずというのでは原作にねじ伏せられた形だと思う。犯人側の描写が薄すぎ。(cinemascape)…

マチュー・アマルリック Mathieu Amalric

生年:1965/10/25 kenironkun.hatenablog.com

フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク Florian Henckel von Donnersmarck

生年:1973/05/02 kenironkun.hatenablog.com

ダニエル・リー Daniel Lee

生年:1960/04/27 kenironkun.hatenablog.com

冬薔薇

★★★★★ 2022年6月9日(木) 大阪ステーションシティシネマ10 健太郎ありきの企画だったようだが、オリジナル脚本でこのキャラを彼に当てた阪本のド本気と受けた方の覚悟が窺える。紛う事なきクソ野郎を描いた映画です。 ただ、健太郎は自意識過剰のクソ男と…

ザ・デッド 〈ダブリン市民〉より

★★★★ 1994年10月29日(土) みなみ会館 雪降りしきる屋外と対照される屋内の料理と人いきれの暖かさに目頭が熱くなる慎ましやかな一夜のアイルランド小話。そういう世界では起動した悔恨や嫉妬さえも悠久の時間軸に包まれてゆく。善意と謝意と幾ばくかの諦念で…

ハートブレイカー

★★★ 2002年6月14日(金) 天六ユウラク座 全く良いとこなしのアホに徹するハックマン&リオッタ。意外にイケてるかもなウィーバーの年増色気&稀代の天然白痴美ヒューイット。エッジの欠片もない映画なのだが曲者役者が繰り広げる無駄に能天気なコラボが切なく…

プーサン

★★★ 1994年10月9日(日) 高槻セントラル アクの強い周辺人物達と本来コントラストを形成すべきな流されっぱなしでうだつのあがらない主人公が伊藤雄之助である為に息苦しいまでに重い。清々しさの一片も無い物語は画期的とは思うが余りにゴチャゴチャしており…

山本政志 Masashi Yamamoto

生年:1956/01/24 kenironkun.hatenablog.com

フレッド・カヴァイエ Fred Cavaye

生年:1967/12/14 kenironkun.hatenablog.com

テディ・チャン Teddy Chan

生年:1958/04/26 kenironkun.hatenablog.com

愛の世紀

★★★ 2002年6月20日(木) OS劇場CAP 映画製作話に独善的モチーフを散りばめた閉じた世界は食傷するが、一方で困ったことに、この映画はとてつもない美しさなのだ。しかも終末観とでも言うような哀しみに覆われている。ドカエやヴィエルニの最高作に並ぶモ…

ゆきゆきて、神軍

★★★ 1994年11月5日(土) みなみ会館 この映画は奥崎の滅茶苦茶さを傍観しているだけであり、一緒になって騒ぎ立てるか、とことん否定して映画そのものを崩壊せしめるかどっちかに依るべきだった。とんでもないおっさんに良く付き合って御苦労さんだけではつま…

とらばいゆ

★★★★ 2002年6月18日(火) テアトル梅田2 女房がわがまま言って怒る、泣く…そして喜ぶ。女流棋士という特異な設定だが極めて現代的で普遍的な身にチクチク沁みる夫婦像。あざとさを感じないという意味では最近稀にみる脚本と演出だった。しかし、何故塚本亭主…

内山拓也 Takuya Uchiyama

生年:1992/05/30 kenironkun.hatenablog.com