男の痰壺

映画の感想中心です

真夜中のゆりかご

★★★★★ 2015年6月9日(火) 大阪ステーションシティシネマ
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汚濁の中にも希望の光は存在し平穏な日常下には絶望地獄へのとば口が雌伏する。明らさまな2項対立だがそれを感じさせぬ作劇の妙がある。母親と子どもの関係性への生理レベルでの言及が女性ならではの皮膚感覚。深夜の橋上での顛末が至る暗黒深淵が禍々しい。(cinemascape)