男の痰壺

映画の感想中心です

暗くなるまで待って

★★★★ 1974年12月22日(日)  伊丹グリーン劇場

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歩道から玄関を入って居間が階下にある構造が主人公の盲目と相俟り外部からの孤絶感を増幅する。地味な衣裳で茶目っ気を封印したオードリーは皮相にも美しさが倍加。加齢の疲弊も役者魂の発露と見える。平板な演出を貫いたから終盤のショッカーも映えた。(cinemascape)