男の痰壺

映画の感想中心です

2023-02-11から1日間の記事一覧

狂わせたいの

★★★ 1999年6月5日(土) 神戸アートビレッジセンター リンダやみちよの70年代歌謡に郷愁を感じたかったのだが刑務所の面会所での「他人の関係」だけが強烈に画面とフィットしただけで、あとはどうも何か違う感じだ。寺山の暗部とフェリーニの陰部を足し廉価…

101

★★ 1997年4月6日(日) 岩国国際劇場 擬人化された動物も漫画なら許容できても、実写となれば余りに胡散臭い。ブチ模様の犬を101匹も集めて人間の考えた話ににピースとして当てはめるのは奢りであろう。しかも救われんのが、そうまでされた犬達が余り可愛く…

美しきセルジュ

★★★ 1999年5月23日(日) テアトル梅田2 嘗ては強烈な輝きで主人公を惹きつけたという設定のセルジュが丸投げにクスブった様しか見せないので主人公が何故にかくもその救済に拘るのかが伝わらない。正直イライラする。しかもラストで物語に決着もつけないでは…