男の痰壺

映画の感想中心です

天国と地獄

★★★★★ 1977年10月1日(土)  伊丹ローズ劇場

                       1991年5月26日(日)  日劇シネマ
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局地的でミニマムな相克なのに切迫と緊張を最大限に加重しロシア文学めいた神の荒野が現出する。テクニックも冴え「こだま」カットインによる省略と急転は4人の脚本家チームが小躍りする様が見えるようだ。一発勝負の苦肉はマルチカメラの臨場感を倍加した。(cinemascape)