男の痰壺

映画の感想中心です

イナゴの日

★★★★★ 1977年12月11日(日)  元映
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とにかく嫌らしい奴と情けない奴しか出て来なく、悪が弱者を駆逐していく構図の先端に少年を配するという徹底がモラリズムを嘲笑うかのように突き抜けている。スペクタキュラーな要素は帝国の虚構を曝け出させ、ハリウッドへの憎悪を込めた退廃ムードが出色。