男の痰壺

映画の感想中心です

アシュラ

★★★★★ 2017年4月8日(土) シネマート心斎橋
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日韓合作の西島秀俊主演の「ゲノム・ハザード」ってのを観てて、その監督がキム・ソンス。
だから、少しなめてかかってたんやけど、この映画の監督キム・ソンスは別人みたいっす。
まあ、主演チョ・ウソンが西島秀俊に似てるのもややこしい。
 
架空都市アンナム市の政財界の腐敗を軸にするという、しびれるくらいに正しくハードボイルドな設定。
汚職刑事と非情な検察、暴力組織とヤク中チンピラ。
役者がそろって、映画は転がる転がる。
そして、暴力描写の粘りがすさまじいのだが、カースタントにも驚いた。
どうやって撮ったん?レベルの描写が頻出。
 
全篇ノンストップの、悪と非情とゲス根性のつるべ打ちです。
突き抜けて爽快。
 
架空都市の政財界の腐敗を軸にする痺れるくらいに正しきハードボイルド。汚職刑事と極悪検察、腐敗政治家に暴力組織と役者が揃い映画は転がりまくる。バイオレントな粘りも凄まじいがカースタントにも驚愕。全篇ノンストップの悪と非情とゲス根性の釣瓶打ち。(cinemascape)