2021-06-08から1日間の記事一覧
★★★ 1989年1月16日(月) 長崎東映パラス 腑抜けな優男が恋い焦がれて自ら越境し行くならともかく、最後まで強者の手を借りてと言うのでは物語のカタルシスは生まれない。であるから悲恋めいた造作は徒にイライラ感を増幅するのみだ。ジョイ・ウォンの圧倒的美…
★★★ 2009年7月17日(金) 新世界国際劇場 「天使の眼」たる尾行劇は細密でもあり演出も闊達で、少なくともジョニー・トーの鈍重さよりは買うが、「野獣の街」と言う割には強盗達は野獣でもない普通人で狂気が皆無。そのへん良くも悪くもトー組の仕事。物足り…
★★ 1989年1月22日(日) セントラル劇場 『ローマ』や『道化師』で遣り尽した筈のドキュメントとフィクションの融合を今更ながらに又も繰り返し尚且つ先鋭さを失い弛緩している老醜ともいうべき作品。ここには光明の欠片も無い。同じことを繰り返す老人の自慢…
生年:1963/10/02 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
生年: 1965/06/12 kenironkun.hatenablog.com
★★★★ 2021年6月7日(月) シネリーブル梅田3 3つの子育てにからむ挿話が並行して語られるのだが、ほとんど連関しない。それは構わないのだが、連関させる構造の尾っぽが微妙に残っているのはどうなんやろう。 終盤で唐突に出てくる子殺しの主婦が菅野美穂…