男の痰壺

映画の感想中心です

2021-07-10から1日間の記事一覧

弾切れにつき暫し休みます(1〜2週間)

この土日くらいには退院して家で1、2日ゆっくりして週明けに仕事復帰とか勝手に予想して、であるなら映画の1、2本見てもバチ当たらんやろシャバでは何やってんねんと「ブラック・ウィドウ」「ゴジラVSコング」「クルエラ」「アーク」「るろうに剣心」…

WALL・E ウォーリー

★★★★ 2009年1月9日(金) 梅田ブルク7シアター4 ミクロからマクロへ、接写から鳥瞰へと縦横に往還する前半の地球でのテクにはCGの完成形とも言える細密描写もあり陶然とした。しかし、中盤以降のディストピアの、毒は認めるが陳腐な出来に主演2人も在来…

紅いコーリャン

★★★★ 1990年8月4日(土) アクア文化ホール 明確な色彩設計と剛腕な筆致が融合し苛烈な生き様を際立たせる。見たこともないようなものを叩き付けられた感じはしないが、後に形式に拘泥しゆく藝謀の未だ荒削りな原初の資質が剥き出しの情念とマッチング。只管に…

ワールド・オブ・ライズ

★★★★ 2009年1月17日(土) 梅田ブルク7シアター2 現代版『ロレンス』とも言うべきイスラムへの越境感。これがハリウッドから出現したことへの希望。トニーと近似化しゆくリドリーへ一抹の危惧を感じつつも縦横無尽に闊達な演出に魅せられまくる。3者の腹…

光る女

★★★★ 1990年8月11日(土) みなみ会館 相米のことだからクドいまでのダメ出しをした筈にもかかわらずのド素人カップル武藤と秋吉のヘタレで木訥な演技がモチーフの「純愛」にフィットし涙を誘う出来。クラブジョコンダの意匠は借り物臭いがシャープな撮影とフ…