2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧
生年:1940/11/20没年:2014/05/27 kenironkun.hatenablog.com
★★★★ 2002年6月4(火) ホクテンザ1 『ナニワ金融道』的経済ヤクザのコンゲームは今となっては陳腐だが、主役3人の生き方は正味真っ正直で迷いが無く気持ちいい。特に仁藤優子が素晴らしく役所との絡みでは長廻しに耐え多面的な女心の表出を演じ切って出色。…
★★★★ 1994年9月25日(日) 扇町ミュージアムスクエア 安全な高所から美女を侍らせ高見の見物で指令を送る教授。人生こうあらねばと少年時代に思ったか思わなかったか知らんが、そうなってないのは事実。メカニカルな装置美術とポップな色調の撮影と過剰な音楽…
★★★ 2002年6月5(水) 動物園前シネフェスタ3 三島に心酔し石原を引用する極右将校が必ずしもファナティックである必要はないとは思うが、無用に内省的に過ぎ敢えて史実に挿入する蓋然性が希薄。そして何より主権を蹂躙されても弱腰外交な日本の官・軍・民を…
生年:1930/06/24没年:2010/09/12 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
生年:1938/07/10 kenironkun.hatenablog.com
生年:1946/11/26 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
★★★★ 1994年9月25日(日) 三番街シネマ2 擬人化された狸を突然にリアリズム狸として視点を切り替える手法がベタとは思うがファンタジーと現実を往還するに十全な効果をあげている。メッセージが直截すぎて生硬とは思うが斜に構えて傍観するよかマシだろう。…
★★★★★ 2002年6月12日(水) テアトル梅田2 役者のチープな感想とセンチにポーズを決める監督像を割引いても、反社会的でも信念に賭して朽ちた同時代人達への想いが心を打つ。個では真摯な思いもマスになるとヒエラルキーに駆逐されるジレンマを2重構造が虚構…
★★★★ 1994年10月9日(日) 祇園会館 真摯に語らねばならないテーマに名優2枚看板を誂えてデミ演出の出張らなさが好ましい。90年代の演技対決による難病もので『レナードの朝』と双璧だと思うが現実社会を背景に持たせた本作の方がより包括的で挑発的。時代…
生年:1937/07/01 kenironkun.hatenablog.com
生年:1976/09/15 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
生年:1950/07/24 kenironkun.hatenablog.com
★★★ 2022年6月6日(木) 大阪ステーションシティシネマ2 フィルム時代の映画に於いて1秒間は24コマの残像が連なり形成される。そういう意味のタイトルだが、そこまで映画をミクロに突き詰めた何かがあるかと言えば全くない。もちろんチャン・イーモウは…
★★★ 2002年6月5日(水) 動物園前シネフェスタ1 スーパーマンとか超人が正規ルールのサッカーで普通人に勝っても、やったー!とは思えない。ギャグは真摯なドラマに拮抗する形で極まり、パロディは物語の形成と不可分で意味を為し、CGはアナログと融合して…
★★★ 1994年10月9日(日) 高槻セントラル 野暮を承知で言うと大体乳児が意志を持つわけなく胡散臭いこと甚だしい。微温的且つ無変化を穿つ毒視線が不在なままで平凡な庶民生活から何かを汲み取るには崑のケレンもスター山本富士子の存在も阻害要因でしかない。…
★★★ 2002年6月3日(月)~4日(火) ホクテンザ1 「若き狂犬」とも言うべきルーティーンキャラを逆手に取ったような熱いようで冷めてる加藤雅也と『柳生一族』の錦之助も真っ青な松方の大芝居が対極的で面白いが、対立軸を次々ずらしてダラダラ引っ張りすぎ。長…
生年:1936/08/25 kenironkun.hatenablog.com
生年:1958/11/24 kenironkun.hatenablog.com
生年:1981/01/30 kenironkun.hatenablog.com
★★★★★ 1994年10月16日(日) 梅田東映パラス 人の営為には煎じ詰めれば意味あることなんて何も無い。小癪な達観だが強烈なウィットが全てのシーンを被い工夫が効いていてダルに流すところが全く無い。まともなことは悉く避け脚本構成やキャスティングは全て1…
★★★ 2002年6月14日(金) パルシネマしんこうえん 物語を語るのにてらいがあっては観客は白けるのだ。ゴダールはわざとゴッコの振りをし、若干のカリーナへの色気を交えておどけてみせるが正直醜悪である。ただ他の何本かの崩壊し切った代物よりは多少物語の態…
★★★★★ 1994年10月3日(月) パラダイスシネマ 閉塞された心の解放までの短調な物語を、『ベロニカ』の長焦点レンズ使いを更に先鋭化させたイジャク撮影が青の色使いも鋭角的に高濃度に凝縮させていく。ショットショットが奏でる訴求力は瞬時の弛緩も無い。キェ…
生年:1953/03/10 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com
生年:1946/12/02 kenironkun.hatenablog.com
生年:1971// kenironkun.hatenablog.com
★★★★★ 2002年6月14日(金) パルシネマしんこうえん あらゆる非日常のギミックを排し恋を描いてベッドシーンどころかキスシーンもロクに無いのに男と女が交わす愛し愛される視線と表情の至福感。一方で6人の男女を思うがままに組み合わせて展開する作劇のダイ…
★★★ 1994年10月9日(日) 祇園会館 ミシェル・ファイファーが確かに、この女ならと思わせる哀しみを湛えた表現を見せ圧巻だが、これは50年代的正調メロドラマであり、その復刻を試みたにしてはスコセッシの80年代的体質が否応無く滲み出て統一感と安定を阻…
★★★ 2002年6月13日(木) 梅田劇場 市井の人々に限りない思いを寄せる宮部に対し時代の先鋭をどうしても持ち込みたい森田の思惑の結果が山崎の部分が映え中居の部分が舌足らずというのでは原作にねじ伏せられた形だと思う。犯人側の描写が薄すぎ。(cinemascape)…
生年:1965/10/25 kenironkun.hatenablog.com kenironkun.hatenablog.com