★★★★ 1986年3月9日(日) ＳＡＢホール ２転３転する力関係の力学的帰結にブニュエルが興味ある訳なく因果応報の無限地獄の提示こそが旨なのだ。濡れた古都トレノの佇まいが叙情的で、ヒッチ垂涎のブロンド美女の「ああ…脚が…」といったサディスティックフェチ…

★★★★★ 2010年2月27日（土） 梅田ガーデンシネマ２ 救いがたい性悪男のダメになりそでならない綱渡り人生にヘルツォークはヘビとワニとイグアナに憑依し冷笑的視線を送るが、自身も若干普通じゃなさそうなのがチャーミングだ。南部の湿度との相性も良く、ほぼ…

★★★★ 1986年2月23日(日) 花月シネマ シナリオが設定した極限の駄目キャラエディ・アルバートに拮抗するパランスのオリジナルな役者力。『ヴェラクルス』から来し『北国の帝王』に至る男ガチ劇の線上で、しかし、外された感のある終盤。それが、詠嘆の作劇の…

生年： 1972/04/18 kenironkun.hatenablog.com

生年：1962/11/26 kenironkun.hatenablog.com

★★★ 2021年3月31日（水） 梅田ブルク７シアター４ 予告篇であんだけ煽るもんだから、どんなドンデン返しがあるのかと期待値も高まってしまいました。 【以下ネタバレです】 派閥抗争の片側についていた大泉洋が策を弄して相手方を潰す。 であるがついていた…