男の痰壺

映画の感想中心です

パッション

★★★★ 2013年10月11日(金) TOHOシネマズ梅田10
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嫉妬と懐疑の錯綜するタペストリーを心ゆくまでねっとり巧緻に織り成したいというデ・パルマイズム純粋系譜上の佳作。ただ、技巧的には随分淡白になった。来たーっと思ったら、あっさり切ってしまう長回しが切ない。サディズムがその分露骨になったね。(cinemascape)