男の痰壺

映画の感想中心です

皆殺しの天使

★★★★★ 1982年7月21日(水)  三越劇場

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「皆殺す天使」に魅入られた「ブルジョワ」へのブニュエルの愛憎が初期の尖鋭な前衛と後期の豊穣な諧謔の過渡期に絶妙の均衡で融合された最高到達点。形而上のアイデアは数多の具象な設定を伴い初めて真の輝きを獲得する。その隠し抽斗の存在こそ命脈。(cinemascape)