男の痰壺

映画の感想中心です

眠る男

★★★★ 1996年11月2日(土) 山口県教育会館ホール

硬直した形式主義な閉塞感に若干の嫌悪を感じつつも絵力には魅せられる。多くの登場人物の連関しない生きとし生ける混沌は、群馬という箱庭的限定空間に培養されたアジア的カオスにリンクしつつ呈示されダイナミズムを獲得。優れて「今」であると思う。(cinemascape)

 

kenironkun.hatenablog.com