男の痰壺

映画の感想中心です

フィオナの海

★★★ 1997年4月26日(土) 徳山市市民館小ホール

魅力的な奇想譚なのではあるが少女の無垢性には案外に無頓着であり、そのあたり『ミツバチ』にはあった迎合要因は無い。かと言って強固なオリジナリティも見出すのは難しい。寂寥なムード醸成は良いが、結局は心の琴線に触れるものが乏しいということなのだ。(cinemascape)

 

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