男の痰壺

映画の感想中心です

極道懺悔録

★★★ 1998年4月13日(月) ホクテンザ1

この作品に限ったことではないが、片隅的場末感のみが主題を占めてピカレスクに成り上がるというエナジーが決定的に欠如する。女を風呂で洗ってやる「しみじみ感」表出が名シーンと感じさせるようでは歯がゆい。結果鶴見の愛すべき凶器ぶりのみが浮く。(cinemascape)

 

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