男の痰壺

映画の感想中心です

真夜中のカーボーイ

★★★★★ 1978年6月21日(日)  ビック映劇
                     1980年5月21日(水)  関西学院大学学生会館大ホール
 
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上辺にトライし打ち砕かれても受け入れ場所はある。そういう懐の深さを宿す60年代末NYアンダーグランドの混沌。定員制故に退場者は出るにせよ救済システムが一応機能した時代。その退場者を演じたホフマンの入魂が残像を刻印し詠嘆と余韻をもたらす。(cinemascape)