男の痰壺

映画の感想中心です

悲情城市

★★★★ 1990年7月1日(日) 三番街シネマ2

                   1994年6月12日(日) つかしんホール

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評価が決定的になった侯孝賢が己れの手法に絡め取られたような窮屈さを感じる。同じ構図で再三出てくる坂道のクドさや、いかにもオリエンタル情緒な立川直樹の過剰音楽がうざい。『恋恋風塵』と相似とは言え4男絡みの挿話の詩情は素晴らしい。(cinemascape)

 

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