男の痰壺

映画の感想中心です

さよなら、人類

★★★★★ 2015年9月14日(月) シネリーブル梅田3
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狙ってスベるカウリスマキチック手法と美術や世界へ拘泥するタチ文体が一見嫌らしいのだが、ミニマム世界の下世話なコント集が何時しか国王の挿話あたりから時空を超えた挙句に計り知れない終末地獄を垣間見せるあたりの喰えないペシミズムが孤高だ。(cinemascape)