男の痰壺

映画の感想中心です

クルージング

★★★★ 1981年1月○日 SABホール

主人公が越境していく過程を極めてセンシティヴに描き、それが主筋たる現代都会の迷宮とでも言うべきラストとリンクしたときに、相互反応してカフカ的不条理世界へと観る者を誘うだろう。フリードキン衰退前の最後の仄かな輝き。(cinemascape)

 

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