男の痰壺

映画の感想中心です

映画年間概観 2003

f:id:kenironkun:20201124194712j:plain

f:id:kenironkun:20201123195232j:plain

回顧2003-映画-


数えてみれば今年になって映画館で見た映画が103本。去年が180本超であったのだから激減した。一重に金が無くなり気力が減退したということなのだろう。思い出せば去年はオールナイトの3本立てによく行って、そこで本数を稼いでいたのだが、今年は数える程しか行っていない。
ベスト・テンを選ぼうと思ったが、日本の新作映画でどうしても10本選べない。肝心な映画を幾つも見ていない気がする。
仕方ないので、「CinemaScape」というサイトで5点満点で5と4をつけた映画を並べてみた。

 

★★★★★
『アレックス』『夜を賭けて』『8人の女たち』『めぐりあう時間たち』『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』『巴里の女性』『恋の秋』『夏物語』『柔らかい肌』
★★★★
『ピンポン』『無法松の一生』『アカルイミライ』『ノーマンズ・ランド』『ごめん』『007/ダイ・アナザー・デイ』『ピカソ 天才の秘密』『栄光のル・マン』『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』『ボーン・アイデンティティ』『タイガーランド』『やくざの墓場 くちなしの花』『シカゴ』『トリコロール 白の愛』『殺人に関する短いフィルム』『戦場のピアニスト』『勝手に逃げろ/人生』『シティ・オブ・ゴッド』『人生は、時々晴れ』『ダウン』『ターミネーター3』『犬の生活』『リディキュール』『座頭市』『28日後...』『春のソナタ』『私のように美しい娘』『恋のエチュード』『マトリックス レボリューションズ』『東京ゴッドファーザーズ』『赤西蠣太

 

キェシロフスキ、チャップリン、ルコント、ロメールトリュフォー等の特集上映は俺にとっては本当に宝箱であった。しかし、一方でブロックバスターな拡大公開と単館系の特集上映の狭間でこぼれ落ちたニッチな数多の映画群をからっきし拾えなかった。唯一『ダウン』を拾えたことが救いである。
2003年12月26日